本研究室の紹介
一つの元素を取っても,いくつかの同素体が存在します。例えば炭素の同素体として,ダイヤモンド,黒鉛,フラーレンがあり,色・硬さ・電気の伝わりやすさ等の性質が大きく異なるため,用途によって使い分けることができます。このような同素体の中には,既存材料を凌駕する物性や性質が発現する可能性があります。そこで,世の中で提案されている種々元素の同素体の利点を組合せる,または欠点を補うように構造体を構築して,目標とする物性を示すか調査しています。ここで調査した新奇材料を用いて,環境・エネルギー問題の解決に役立てられるような発電池・蓄電池の開発を行なっています。
また,電気化学・電気電子計測や,量子科学シミュレーション等を駆使して研究に取り組んでいます。
本研究室の主な研究テーマ
高性能発電池の電極材料開発

高容量蓄電池および次世代蓄電池の構成材料開発

電気電子工学を用いた電池診断技術開発

計算科学を駆使した電池構成材料設計

キーワード
・高性能太陽電池,高性能蓄電池
・充放電回路設計,電池健全性評価
・計算科学




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2025.10.29. 本研究室のM2学生:濵田さんと今場さんが,公益社団法人 化学工学会主催の国際会議「The 7th International Symposium on Innovative Materials and Processes in Energy Systems (IMPRES2025)」でポスター発表を行いました。
当該学生二名は,今回の国際会議において,初めて英語で研究成果発表を行いました。事前に英語で発表練習を行い,質問対策を行なっていたため,ある程度英語で回答できたようです。聴講者が日本人であっても全て英語で応対し,本人たちの英語のスキルアップにつながったと思います。
11月からは修士論文発表会に向けて,研究の大詰めです。
2025.6.6. 本研究室の学生:濵田さんが,公益社団法人 腐食防食学会主催の「材料と環境2025」で口頭発表を行いました。
発表は緊張したようですが,想定質問が多く,自信をもちながら回答できたようです。
先日ポスター発表を行なった学生と同国際会議で発表を行うので,この調子で研究活動を進めて欲しいと思います。
2025.5.24. 本研究室の学生:今場さんが,第37回バイオエンジニアリング講演会でポスター発表を行いました。
当該学生は初めての対外発表だったので,緊張した様子でしたが,専門的な質問に対して恙なく説明できたようです。
国際会議での発表を控えているので,引き続き研究にまい進して欲しいと思います。
News & Information
- 2025.10.29. 本研究室の学生:濵田さん,今場さんが国際会議で研究成果をポスター発表しました。化学工学会主催の国際会議:The 7th International Symposium on Innovat… 続きを読む: 2025.10.29. 本研究室の学生:濵田さん,今場さんが国際会議で研究成果をポスター発表しました。
- 2025.8.23. 本学オープンキャンパスにて,研究紹介と体験実習を行いました。本研究室の研究テーマ・成果の説明,乾電池の原型を手づくりする体験実習を行いました。
- 2025.6.6. 本研究室の学生:濵田さんが研究成果を口頭発表しました。公益社団法人 腐食防食学会主催の「材料と環境2025」で口頭発表を行いました。
- 2025.5.24. 本研究室の学生:今場さんがポスターセッションで研究成果を発表しました。第37回バイオエンジニアリング講演会でポスター発表を行いました。
- 2025.05.07 メンバー情報を更新しました。2025年度,本研究室に配属された学生の皆さんの情報を追加しました。
