本研究室の紹介

 一つの元素を取っても,いくつかの同素体が存在します。例えば炭素の同素体として,ダイヤモンド,黒鉛,フラーレンがあり,色・硬さ・電気の伝わりやすさ等の性質が大きく異なるため,用途によって使い分けることができます。このような同素体の中には,既存材料を凌駕する物性や性質が発現する可能性があります。そこで,世の中で提案されている種々元素の同素体の利点を組合せる,または欠点を補うように構造体を構築して,目標とする物性を示すか調査しています。ここで調査した新奇材料を用いて,環境・エネルギー問題の解決に役立てられるような発電池・蓄電池の開発を行なっています。
 また,電気化学・電気電子計測や,量子科学シミュレーション等を駆使して研究に取り組んでいます。

本研究室の主な研究テーマ

高性能発電池の電極材料開発
高容量蓄電池および次世代蓄電池の構成材料開発
電気電子工学を用いた電池診断技術開発
計算科学を駆使した電池構成材料設計

キーワード

・高性能太陽電池,高性能蓄電池

・充放電回路設計,電池健全性評価

・計算科学

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2025.5.24. 本研究室の学生が,第37回バイオエンジニアリング講演会でポスター発表を行いました。

当該学生は初めての対外発表だったので,緊張した様子でしたが,専門的な質問に対して恙なく説明できたようです。

国際会議での発表を控えているので,引き続き研究にまい進して欲しいと思います。

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