本研究室の紹介

 一つの元素を取っても,いくつかの同素体が存在します。例えば炭素の同素体として,ダイヤモンド,黒鉛,フラーレンがあり,色・硬さ・電気の伝わりやすさ等の性質が大きく異なるため,用途によって使い分けることができます。このような同素体の中には,既存材料を凌駕する物性や性質が発現する可能性があります。そこで,世の中で提案されている種々元素の同素体の利点を組合せる,または欠点を補うように構造体を構築して,目標とする物性を示すか調査しています。ここで調査した新奇材料を用いて,環境・エネルギー問題の解決に役立てられるような発電池・蓄電池の開発を行なっています。
 また,電気化学・電気電子計測や,量子科学シミュレーション等を駆使して研究に取り組んでいます。

本研究室の主な研究テーマ

高性能発電池の電極材料開発
高容量蓄電池および次世代蓄電池の構成材料開発
電気電子工学を用いた電池診断技術開発
計算科学を駆使した電池構成材料設計

キーワード

・高性能太陽電池,高性能蓄電池

・充放電回路設計,電池健全性評価

・計算科学

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2024.3.16. 令和5年度静岡理工科大学の卒業式・修了式が挙行されました。

本研究室の卒研生・修士生全員が無事に卒業・修了し,巣立っていきます。

世の中の潮流を俯瞰し,そこから自身の掲げる目標を達成できるような人材になってくれることを期待しています。

学びに卒業はありませんので,引き続き応援しています。

社会に巣立つ学生,および大学院修士課程に進学する学生の更なる発展を祈念しています。

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